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企業を高めるブランド戦略

「企業を高めるブランド戦略」:★★★★☆



企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書)企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書)
(2002/09)
田中 洋

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「ブランド」について書かれた本はそこそこ読んだことがあるんだけど、これはすごくよくできた入門書だと思う。難しいことを分かりやすくまとめられいて、さらっと読めるのに内容は浅くない。

最近、ブランド本は多くあるけど、箇条書き的に「ブランドをつくる秘訣」を挙げることに終始しているものや、ある側面に偏った考えばかり述べられているものが結構ある。それが一概に悪いとは思わないけど、自分のようにブランド論初心者であったり、ブランドについての基本的な理解を深めたい人にとっては、この本のように順を追ってブランドについて述べてくれる本がすごくありがたい。読み進めて行く中で順を追ってブランドについて理解できるし、納得しながら論理を追っていける分その定着度も高い。ブランドをこれからも自主的に学んでいきたいと思っている自分としては、時々読み返して、ブランドについての復習をするのに使いたい感じ。

ブランドについて学び始めた人、ブランドの全体像について振り返りたい人にとっては、間違いなくお薦めできる良本だと思います。せっかくなのでちょっとエッセンスを紹介。自分なりの理解なので多少の誤解はご容赦を。



ブランドは「売れ続ける仕組み」になり得るものである(≠すぐ売る仕組み)。強いブランドをつくるには、まずそのブランドが何を意味するのか、一言でいうと何なのかをはっきりとさせ、社内で共有する必要がある。そして、同じデータをもとに議論する体制をつくることも重要になる。

それを前提としつつ、消費者の「知覚」にスポットを当てていく。というのも、そのブランドは、「消費者の認識」があってこそ成り立つものであり、消費者にとって「特定のもの」になれば何でもブランドになるからである。それゆえ、企業がマネジメントしていくべきは、正確には「ブランドの知覚」になる。

そして、消費者の知覚としてのブランドを活性化していく必要がある。まずは市場を分析し、コアを確認する。その後、コアの再強化、価値変化、ブランド認知の強化を適当に行っていく。その中で、ブランドの属性(≒オリジナリティ)を常に確認していくことも大切。

以上をまとめると、「社内での一貫性」→「消費者への一貫性」→「消費者の経験の形成」→「知覚の形成」→「ブランド」って流れになるのかな?と感じた。



ちなみに、より広い「マーケティング」の教科書としてのお薦めはこれ。これも近いうちにレビューを書きたいところです。もちろんコトラーなんかは鉄板だけど、これもすごく理解が深まるし、1冊で十分マーケティングの教科書になりうると思います。

マネジメント・テキスト マーケティング入門マネジメント・テキスト マーケティング入門
(2009/07/10)
小川 孔輔

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