トラックバック
安いは強い
- 2009-09-29(00:06) /
- 経済・経営・マーケ
昨年からのいわゆる不景気で、「安いは強い」っていう風潮が強まってるように感じる。
今日の日経にも挙げられてたけど、ニトリ・ファーストリテイリングは苦戦しがちな日系企業のなかでも異彩を放ってる。「徹底してコスト削減に取り組むことで損益分岐点を下げ、価格破壊を先導できる仕組み、国際競争に負けない仕組みを作る」。そんな簡単にできるわけないことだけど、そこの貪欲に取り組んでいるからこその強さが顕著に出てる。
これも、先の変化を見越して投資に踏み切ったからこそ先んじてできているること。優れた経営者の眼力は半端ないなー。自分みたいな一般市民は、だいぶあとになってその戦略の凄みに気づく。
日本の電機大手も、格安品を拡大するらしい。元々台湾を中心とした、アジアのOEM企業に生産委託している割合は多かったけど、ネットブックやカーナビの簡易版の登場でその割合も高まってる。
確かに今は「安くて性能もそこそこいい品」に対しての魅力が高まっているし、そんな製品を得意とする台湾企業利用するのは分かる。元々垂直統合的で、高機能を追求してきた日本企業にとってはあまり得意じゃない分野であることも確かだし。
でも、この状況が続けば台湾企業の製造能力はより高まり、交渉力も増してくるはずで、そうなったときの利益幅を確保できるのかは不安。台湾企業が自社ブランドを出す動きも少しずつ再燃しているみたいなので。もちろん独自の研究開発、生産革新は進めているんだろうけど、企業全体としての競争力を失わないようにしてもらいたい。日本の電機メーカーの強さは日本人の自慢でもあるしね。
どんな環境であっても、今は安くて、でもいいものが多く求められているはず。社会人になるものとしては、そんな意識もしっかり頭に入れておきたいところです。
今日の日経にも挙げられてたけど、ニトリ・ファーストリテイリングは苦戦しがちな日系企業のなかでも異彩を放ってる。「徹底してコスト削減に取り組むことで損益分岐点を下げ、価格破壊を先導できる仕組み、国際競争に負けない仕組みを作る」。そんな簡単にできるわけないことだけど、そこの貪欲に取り組んでいるからこその強さが顕著に出てる。
これも、先の変化を見越して投資に踏み切ったからこそ先んじてできているること。優れた経営者の眼力は半端ないなー。自分みたいな一般市民は、だいぶあとになってその戦略の凄みに気づく。
日本の電機大手も、格安品を拡大するらしい。元々台湾を中心とした、アジアのOEM企業に生産委託している割合は多かったけど、ネットブックやカーナビの簡易版の登場でその割合も高まってる。
確かに今は「安くて性能もそこそこいい品」に対しての魅力が高まっているし、そんな製品を得意とする台湾企業利用するのは分かる。元々垂直統合的で、高機能を追求してきた日本企業にとってはあまり得意じゃない分野であることも確かだし。
でも、この状況が続けば台湾企業の製造能力はより高まり、交渉力も増してくるはずで、そうなったときの利益幅を確保できるのかは不安。台湾企業が自社ブランドを出す動きも少しずつ再燃しているみたいなので。もちろん独自の研究開発、生産革新は進めているんだろうけど、企業全体としての競争力を失わないようにしてもらいたい。日本の電機メーカーの強さは日本人の自慢でもあるしね。
どんな環境であっても、今は安くて、でもいいものが多く求められているはず。社会人になるものとしては、そんな意識もしっかり頭に入れておきたいところです。
スポンサーサイト
コメントの投稿